パリの秋はショコラ色
「オープニングパーティーがあるからおいでよ!」とは、サロン・デュ・ショコラ出展のためにパリに向かっていたショコラティエ、フランソワ・プラリュさんからの電話。10月、出張でたまたまパリに居合わせた私は、誘われるがままにふらっと会場へ出向いてみました。 これまで新宿の伊勢丹で毎年1月に開催されるサロン・デュ・ショコラ東京には何度も通訳として参加させていただいているのですが、パリのサロンは初めて。文字通り会場に侵入してきました。
いるわ、いるわ、有名シェフパティシエやショコラティエのみなさん、ピエール・エルメ、ジャン・ポール・エヴァン、クリストフ・ミシャラク…。プラリュさんを探しているうちに、オープニング恒例のショコラのファッションショー舞台裏に入ってしまいました。むせかえるような熱気とショコラの香り。
ショコラティエとクチュリエ(ファッションデザイナー)がそれぞれコラボしてショコラを使った衣装を作るのです。今年のテーマはオペラだったようで、ご覧ください、このモデルさんの髪飾りもショコラ!そして美味しそうなショコラボーイズも出番を待ってます(ごっくん)。。。
そして“ショコラ界のインディージョーンズ”こと、フランソワ・プラリュさんが今年サロンで自信を持って発表していたのが、ヴェネズエラで有数のカカオの産地CHUAOのタブレット。ダージリンのような気品と力強いアロマ、長い余韻がすばらしいです。日本での発売も楽しみですね。