2008年2月11日

●●● Une attente pour le Printemps



2月10日 

「寒いときに寒いといわない」

祖父にそう言われて育ちましたが、
ここのところ毎日何回も「寒い」と言ってしまうほど、
今年の冬は寒いですね。


東京はこれで三回も雪が降りました。
夏が大好きな私は冬至を過ぎて日が長くなりはじめると、
ああまた夏がやってくる…とうれしくなり、節分を過ぎて梅の花を見ると「春だ!」と浮き立ってしまうのですが、今年は例外です。
今はただ春を待ち望んで、春を想像しながら、寒いことを忘れようと努力するのみ。
冬が好きな方、ごめんなさい。
このイチゴのデザートは私の春への思いに似ています。
白い雪の下、ジュレに閉じこめられたイチゴ…。
じっと耐えながら外に出るのを待っています。でも春はもうすぐそこまで来ています。

チラチラっとピスタチオの緑が見えるのです。