2月21日、恵比寿
SOPEXA主催ブルゴーニュワインの展示会がありました。
以前からおつきあいのある
エルベ・ケルランさんのワインブース通訳のお手伝いです。
たくさんの生産者がそれぞれ6つのワインを紹介する中、
自ら畑を持ってワインも造っている
ケルランさんはあえて自分のワインではなく、
すばらしテロワールを所有する6つの異なるドメーヌを選び、
それもこれからが期待される若手の醸造家さんのワインから
個性が光るものを1本ずつ紹介しました。
ブルゴーニュワインのセレクトショップといった感じです。
樹齢100年以上の古木が50%を占めるアリゴテは、
女性の醸造家さんのしなやかな心意気が生きています。
中でも驚きの声が絶えなったのが、
ルネ・ブビエのジュヴレイ・シャンベルタン。
はっきりとわかるビーフシチュー(ブッフ・ブルギニヨン)の香りには、びっくりです。
ワインだけで御馳走さま!と言いたいグルメなワインです。
そしていつも思うは、ブルゴーニュワインを愛してやまない人の多さ。
ピノ・ノワールというひとつの品種で畑や作り手が違うだけでこんなに!?
という奥深い世界にみなさん魅了されるのでしょうか。
実はケルランさんは代々ワインビジネスに関わってきた
ボルドーのファミリーご出身ですが、
今ではボーヌにシャトーを買ってお住まいです。
そしてここにもブルゴーニュワインを愛してやまない方がまたひとり、
「ル・ブルギニオン」の菊池シェフです。